【保育士】井上 雛子さん

出会いがつなぐ「保育士の夢」

子供たちと食事をする井上さんの写真
井上 雛子さんの正面写真

井上 雛子さん

保育士

社会福祉法人あざみ会(4年目)

「先生のようになりたい」と幼稚園の担任だった先生に憧れ、「保育者」となる夢を持った井上さんは、その夢を持ち続けて大学に進学、そして卒業後に保育者の道に進みました。子供に関わる全てのことにやりがいを感じ、「あざみ会は生涯にわたってキャリアプランを築いていける恵まれた環境」だと話す井上さんは、子供や職員と接する時には自然と笑顔がこぼれます。

(取材日2023年12月)(注)取材撮影のためマスクを外しています。

現在の仕事を知ったきっかけや、目指した理由を教えてください。

自分は子供の頃、幼稚園を休みがちだったのですが、園に行くたびに担任の先生が笑顔で「待ってたよ」と迎えてくれたのが本当に嬉しくて、園に通うのが楽しみでした。私もその先生のようになりたくて、この仕事に従事することはずっと心に持ち続けた夢になりました。

資格はどのように勉強して取りましたか?

会話をする井上さんの写真

幼稚園免許は大学の家政学部で取得し、その後、海外の幼稚園や認可保育園での勤務を経て、保育士免許は独学で取得しました。その頃には、日々子供と接しており、実務経験と知識があったので、資格の取得はそう大変ではなかったです。

現在の職場はどのように探しましたか?

それまでの職場での経験を活かし、「ここで一生働けるか」という視点を大切にして探していたところ、あざみ会に出会うことができました。見学や面接を通して、従業員や子供に対しての園長先生の考え方をお聞きしたり、また、円としてそれを実際に実行しているのかということを重点的に調べたりする中で、こちらで働きたいという気持ちを強くしました。こちらの恵まれた環境の中で、今後は自身の子育てと仕事との両立をしていきながら、今までと同様に楽しく働いていきたいと思っています。

現在の仕事の中で、一番大切にしていること、力を入れていることは何ですか?

子供と砂場で絵を描くぶ井上さんの写真

この職場の人間関係や福利厚生には本当に恵まれていると感謝しています。職員体制が充実し、職員それぞれに余裕があるため、子供にしっかり向き合えていると感じます。だからこそ、子供達一人一人の成長や変化に合わせて、自分の言動が適切なものになっているかを、日々考えて大切にしています。

利用者の方に満足してもらうために取り組んでいることを教えてください。

保護者様対応はとても重要だと考えています。私達は「大切なお子様を預からせていただいている」という意識を常に持ち、日々の子供の生活や成長の中で良いことは勿論の、一緒に乗り越えていきたいことも話していける信頼関係を築けるように、行動するようにしています。

現在の仕事の中で、感じるやりがいは?

子供と砂場で遊ぶ描くぶ井上さんの写真

子供に関わる全てのことにやりがいを感じています。毎日同じように見えても、その積み重ねが子供の成長として花開く、ということを理解できる環境にあるからだと思います。

現在の仕事で、辛かったことはありますか?乗り越えた方法も教えてください。

私は器用な人間ではなく、人の何倍も努力しないと人並になれなかったため、悔しい思いをしたり、物事がなかなか上手くいかず、時間に追われることが多くありました。それを乗り越えた方法は、私の場合は時間外に努力することでした。また、休みの日は好きなことをしてのんびり過ごす時間も大切にしています。

今までで、心に残っている出来事はありますか?

子供の顔をふく井上さんの写真

心に残っていることがたくさんあり、選びきれませんが、「先生みたいな先生になりたいです」と将来の夢を語ってくれた子供の言葉がかつての自分自身と重なり、嬉しさとともに印象深い出来事になりました。

どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?

子供にすぐに成果を求めない忍耐強さを持っている人や、悔しさなどの気持ちを努力に変えられる人だと思います。

これから、この分野のお仕事を目指す人へメッセージを。

子供を寝かす井上さんの写真

こんなにやりがいがある仕事や、自然と笑える仕事は他にないのでは?と思っています。その分大変なことも多いかもしれないですけど、人生の中でたくさん笑って幸せになれる仕事だと思うので、是非目指して頑張ってほしいです。

お散歩カートを押す井上さんの写真