【介護職】アビ マニュ スドラジャトさん

ここは「ありがとう」があふれる優しい場所です

業務中のアビさんの写真
アビさんの正面写真

アビ マニュ スドラジャトさん

介護職

至誠ホームアウリンコ(4年目)

6年前に技能実習生としてインドネシアから来日し、建築関係の仕事についていたアビさんですが、そこで知り合った方に支援団体を紹介され、介護職を目指すことになりました。介護職では、日常会話とは異なる専門用語が必要となりますが、そうした専門用語や介護業務を独学で勉強したという努力家です。就職して生活環境が大きく変わりましたが、至誠ホームアウリンコでの勤務も4年目。夜勤をこなし、介護業務全般を担い、外国人スタッフのリーダー役も任されるアビさんは、今やアウリンコでなくてはならない戦力になっています。ご利用者様からの、「ありがとう」や「優しいね」という言葉が何よりのやる気と喜びにつながっています。

(取材:2024年11月)取材撮影のため、マスクを外しています。

来日されたのはいつですか?

2018年の秋に技能実習生として日本に来ました。大阪で1か月日本語を勉強し、その後は関東で、建築関係の仕事をしていました。

日本で介護の仕事ができると知ったのは?

ご利用者様との会話も楽しんでいます

建築関係の職場で一緒に働いていたインドネシア人に、日本でお年寄りのお世話をする仕事があると教えてもらいました。優しい言葉を使って、とても皆さんの役に立つ仕事だと聞きましたし、将来的に歳をとった自分の両親の世話をするのにも役立つと思って、目指してみようと思いました。

資格はどのように勉強してとりましたか?

介護のための技能試験は、独学で勉強して試験をパスしました。仕事後に帰宅して、インドネシア語で書かれたテキストも使用しながら家で勉強していました。今は在留資格「介護」が取得できる介護福祉士の資格取得を目指して勉強しています。

日本語の勉強はとても大変だったと思いますが、どのように勉強しましたか?

入浴や食事、移動など介護全般を担います
日本語は、日本に来る前にインドネシア人の先生に少し習っていました。ひらがな、カタカナ、漢字やアルファベットも使う日本語は、覚えるのも大変でしたが、何度も書いて覚えました。建築関係の仕事で使っていた日本語と、介護で使う日本語は全く違うので、最初は少し戸惑いました。

現在、アウリンコでの勤務は4年目を迎えましたが、どのような業務をしていますか?

ご利用者様の介護全般で、入浴、排泄、食事、移乗・移動など全ての介助を行っています。介護の仕事は、早番や遅番、夜勤もありシフト制での勤務になっています。

外国人スタッフのリーダーをしているということですが、大切にしていることや、力を入れていることを教えてください。

外国人介護士のユニットリーダーとしても活躍

毎回、引き継ぎをノートに書いて、仕事の内容やご利用者様のことを共有しています。介護の仕事で1番大切なのは人間関係だと思いますので、コミュニケーションを大切にしています。リーダーとして、外国人スタッフへの仕事の伝え方などで難しさもありますが、フロアの主任が親身に相談に乗ってくれるので、乗り切れています。

利用者の方に満足しているために取り組んでいる事はありますか?

いつも明るく笑顔で、挨拶や声掛けをすることです。相手と同じ目線になるようにして、ゆっくり話し、「食事をしましょう」よりも「ご飯を食べましょう」などの簡単な言葉を使うことを意識しています。この仕事は人と人との関わりなので、大切なことだと思っています。また、わからない事はどんなことでも聞いて、問題をなくすことを心がけています。

これから、同じ外国人介護士を目指す方へメッセージを。

仕事をやりやすくし、ご利用者様のニーズを把握するために日本語のコミュニケーションが大切です。 頑張ってください!

「思いやりが大切」と話すアビさん
介護業務に関わる日本語も独学で身につけた努力家のアビさん

外国人介護士アビさんが勤務する至誠ホームアウリンコの紹介ページはこちら

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