【事業所紹介】至誠ホームアウリンコ

「アウリンコで良かった」と言っていただける支援を

アウリンコ入口写真
アウリンコ仕事風景

至誠ホームアウリンコ(設立 2017年)

業種:特別養護老人ホーム

施設住所、電話番号:東京都立川市錦町六丁目28番15号 042-527-3939

施設代表者名:吉上 恵子

従業員数:約90名

(取材:2024年11月)

こちらの法人・施設の理念について教えてください。

これらを具現化した表現として、「利用者が安心して生活でき、アウリンコで良かったと笑顔になれる」

こちらの法人で行なっている事業を教えてください。

地域貢献事業「足の健康サークル」
  • 介護老人福祉施設 129床
  • 短期入所生活介護 20床
  • 通所介護 25名
  • 認知症対応型通所介護 12名
  • 地域貢献事業(足の健康サークル 10名)

法人・施設の特徴的な施策、強みや、職員が働きやすいように工夫されていることについて教えてください。

入浴介助の負担軽減に導入された座位入浴器
  • 開設時から、職員の腰痛予防に配慮をした福祉機器(腰を大きく屈めなくてもご利用者様を入浴させられる)を導入しています。
  • ご利用者様、また職員の健康づくりを心掛けており、朝の体操を行っています。
  • 研修作業委員会において、外国人スタッフの育成計画作成と育成状況の確認を行なうなど、可能な限り個別対応ができるようにしています。
  • 新任正職員のOJTシステム、チューター制度を充実させるために、チューターミーティングを今年度から開始して、チューターへのバックアップシステムを充実させています。
  • 介護職員の負担を減らすために、介護サポート、ハウスキーピングといったスタッフを採用して、介護職員が直接介護に集中して当たれるようにしています。
  • ライフサイクルに合わせた働き方ができるように努める他、労働時間や時間帯など、様々な働き方を提案できるようにしています。

どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?求める人材像は?

これから、この分野のお仕事を目指す人へメッセージを。

人生の最期のステージを安心して送っていただけるように支援する重要な役割を担うお仕事です。これは、高齢者ご本人だけでなくそのご家族などへの支援でもあり、人間独自の業です。大変ですが、やりがいを持ってできる仕事を一緒に頑張っていきましょう。

明るい日差しがたっぷり入るリビング
至誠ホーム施設長 吉上さん

外国人介護士を採用している至誠ホームアウリンコ様に、外国人介護士の採用を始めたきっかけや受入れ態勢について伺いました。

至誠ホームアウリンコで勤務している外国人介護士、アビさんのページはこちら

外国人介護人材の採用のきっかけはどのようなものでしょうか?

外国人介護士の積極的な導入

至誠ホームでアウリンコとオンニという新たな施設を開設して以降、日本人介護士の応募人員が減少しています。2025年以降の日本における超高齢化社会の訪れも話題になっていたことから、アウリンコでは、2018年から外国人介護士の採用を開始しました。これまで、ベトナムやインドネシアからの留学生や特定技能介護の在留資格での受入れを行っており、受け入れ方法としては、管理団体や登録支援機関からの紹介で採用に繋げています。

外国人介護士はどのような業務を担当していますか?

排泄、入浴、食事、移乗・移動などの介護全般と、早番から夜勤勤務までのルーティンワーク全般を担ってもらっています。ご家族への対応などは、日本語の会話能力の関係から全員ができる状況には至っていませんが、ご利用者様やご家族様からは、外国人スタッフは接遇が丁寧で優しい、というお褒めの言葉をいただいています。
また、2024年の介護福祉士国家試験に合格したインドネシア人スタッフを正職員に登用しており、今後委員会や行事、フロアリーダー業務などを担えるようになることを期待しているところです。

外国人介護士採用のメリットや、課題とその対応策について教えてください。

一番大きなメリットはやはり人材の確保です。また、ご利用者様やそのご家族様、日本人のスタッフからの評判は概ね好意的で、「真面目」「優しい」「接遇が丁寧」という評価をいただいています。しかし同時に、日本語能力の課題はあります。個別に技術や日本語の習得度を確認して、指導方法などを検討し、本人の自信につながるように努めています。離職を防ぐ点において、サポート体制として職員寮を用意しており、住まいの心配はないようにしています。

今後の受入れについて展望をお聞かせください。

外国人介護士は介護業務全般を担います

介護職員が不足すると言われてはいましたが、外国人スタッフの受入れを始めたころから、想像をはるかに超えるスピードで日本人の採用が難しくなり、外国人スタッフがなくてはならない存在になっています。一方で、日本語の問題がなくなり、介護の技術・知識も向上するにはそれなりの時間がかかるという課題が残されています。現在のところ特定技能による在留資格は1号のみなので、5年間で介護福祉士の国家資格を取得しなければ帰国せざるを得なく、このハードルは決して低くないと思います。この規制が緩和されるとさらに外国人スタッフ採用の可能性も広がると思いますので、そこに期待したいと考えています。

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