【事業所紹介】調布学園・第二調布学園

子供とともに職員も成長できる喜びを

調布学園・第二調布学園入口写真
調布学園・第二調布学園外観写真

調布学園・第二調布学園(設立 調布:昭和22年 第二:平成21年)

業種:児童養護施設

施設住所、電話番号:調布市富士見町3-18-1 042-483-7611

施設代表者名:調布学園:篠田陽次 第二調布学園:杉浦 準一

従業員数:調布学園:74名 第二調布学園:61名

(取材:2024年12月 黒川 真咲さん)

飾られた子供達の作品

こちらの施設の理念について教えてください。

  • 陽気ぐらし(感謝・慎み・たすけあい)
  • 安全・安心・平和
  • 全職員が直接の養育職員
  • 永く働き続けられる職場を目ざして

こちらの施設で行なっている業種やサービスを教えてください。

様々な理由により家庭で生活できない、概ね2歳から18歳までの児童が入所しており、それらの児童を養護するとともに、18歳に達して施設を退所した者に対する自立支援を行っています。

美味しい手作りランチ

こちらの施設の特徴や、他の施設にはない強みについて教えてください。

同じ敷地内に調布学園と第二調布学園の2つの児童養護施設がある大規模な施設で、園内には学童寮、幼児低学年寮があり、地域には家庭的な雰囲気で生活できるグループホームもあります。敷地内には防球ネットのあるグラウンドやプールがあり、子供達がのびのびと過ごすことができます。また園内の調理室では、大きな食堂で温かい手作りの食事の提供をしています。

職員が働きやすいように工夫されていることはありますか?

施設の理念の中に「永く働き続けられる職場を目ざして」ということを掲げており、子供達のためにも職員が永く働き続けることが大切だと考えています。子供達とともに職員自身も成長し、喜び楽しめる姿勢を持てるよう、また様々なライフステージに合わせて多様な働き方ができるよう、論議を重ねています。また、職員同士の交流も多く、職員旅行のほか、「大人の遠足」という外出企画や職員交流のスポーツ大会なども実施しています。

夏休み中の旅行にてラフティングの経験も

子供達のために取り組んでいることを教えてください。

子供達には、施設にいる間に色々な経験をしてほしいと考えています。夏休みには学年ごとに旅行に行き、沢登りやラフティング、シュノーケリングなどの体験を行ったり、余暇活動充実のため、園内クラブ(クッキングクラブ、アウトドアクラブ、ダンスクラブ、映画クラブなど)の活動や習い事も推奨しています。

調布学園、第二調布学園の今後の目標や夢を教えてください。

今日、社会的養護も高機能化、多機能化が求められてきており、時代の変化に対応していかなければなりません。ケアニーズの高い子供達が増えており、それに対応していくために日々の実践や研修を深め、養護の充実や制度改善につなげたいです。2025年、法人は百周年を迎え、テーマが「つなごう感謝とえがお」です。今までの感謝と笑顔を今後もつないでいきます。これを機会に法人内施設の協力や連携を図りながら、地域の子供や高齢者などともつながり、地域とともに歩む施設づくりもしていければと思います。

これから、この分野のお仕事を目指す人へメッセージを

児童養護施設は、子供達と生活を共にするとともに、心のケアもしなければなりません。人とのつながりやコミュニケーションも重要です。また学校、児童相談所等の関連機関との連携、地域とのかかわりなど、児童養護の仕事は多岐にわたり、職員一人一人の持ち味を生かしながらチームで仕事をしています。苦労も多いですが、子供の成長とともに児童養護で長く働き続けることで自立に向けた支援にもつながりますし、児童養護の仕事の醍醐味や面白さを感じることができます。

改修したばかりの新しく広々とした食堂
第二調布学園園長 杉浦さん

第二調布学園に勤務する職員の紹介ページはこちら

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

よりよいコンテンツ作成のための参考とさせていただきます