介護福祉士実務者研修

実務者研修とは、介護福祉士養成施設(2年以上の養成課程)の到達目標と同等の水準を目指すもので、実務経験だけでは習得できない知識・技術を中心に構成されています。

習得期間は6か月。450時間の受講が基本です。ただし、過去に履修した研修科目を読み替え、カリキュラムを一部免除する制度があります。

カリキュラムのうち、一部はスクーリング(10~16日程度)ですが、それ以外の科目は通信で履修できます。

初任者研修のように修了試験がないのも特徴です。

なお、実務経験3年以上で介護福祉士国家試験を受験する場合は、実務者研修の修了が必須となっています。


実務者研修を受講するためには

東京都の指定を受けているさまざまな事業者が研修を開講しています。

通信制6か月の講座が多く、昼間1年という講座もあります。また、他研修修了者を対象に設定された6か月未満の『短縮コース』もあります。

受講にあたっては、研修の実施形態、受講時期、受講期間、会場、受講料など実施団体に問い合わせて確認することが必要です。

研修開催の情報

東京都から指定された施設の一覧は、東京都福祉局のホームページ(外部リンク)でご確認いただけます。

実務者研修のカリキュラム・時間数と旧制度研修の科目免除(修了認定科目)一覧

実務者研修のカリキュラム・時間数と旧制度研修の科目免除(修了認定科目)一覧の図