保育士

保育士は専門的知識と技術をもって、地域の子育ての中核を担うことを期待されている専門職です。
保育士は、児童福祉施設全般で求められる資格で、保育所や児童養護施設乳児院、障害児事業・施設などで、乳幼児や学童等の成長を援助し、一人ひとりの子供や親(保護者)の状況を把握しながら、必要な保育や適切なアドバイスを行います。


保育士資格を取得するためには

厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校または養成施設を卒業して取得する方法と、保育士試験に合格して取得する方法があります。

保育士養成校には、(1)大学、(2)短大、(3)専門学校、(4)保育士養成施設があり、昼間部・夜間部・通信制があります。

保育士試験を受験する場合の受験資格には、(5)短大卒以上、または高校卒業後専修学校(修業年限2年以上)を卒業した者、(6)高校卒業後2年以上児童福祉施設で児童の保護に従事した者などがあります。

その他にも受験資格が認められる場合がありますので、詳細については保育士試験事務センター(外部リンク)にお問い合わせください。

また、保育士と称して保育の業務にあたるためには、養成校を卒業、あるいは保育士試験に合格した上で、都道府県の保育士登録簿に登録し、保育士証の交付を受ける必要があります。保育士登録の照会は、登録事務処理センター(外部リンク)までご連絡ください。

保育士資格を取得するためのチャート図

保育士の資格を取ることができる大学・専門学校

東京都 指定保育士養成施設一覧(外部リンク)

東京都の指定を受けている保育士養成施設を、一覧でご確認いただけます。

保育士試験の概要

受験日程(例年)

受験申込筆記試験実技試験合格発表
前期1月4月6月8月
後期7月10月12月1月

試験科目

筆記試験

保育原理、教育原理および社会的養護、子ども家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論

(注)なお、幼稚園教諭免許所有者は、免除申請をすることにより、「保育の心理学」、「教育原理」、「実技試験」が免除になるほか、指定保育士養成施設における科目履修等により筆記試験が免除となる科目があります。

実技試験

筆記試験全科目合格者を対象に実施。

音楽・造形・言語に関する技術の3分野から2分野を選択して受験(幼稚園教諭免許所有者を除く)

(注)筆記試験合格科目における合格科目免除期間延長制度

通常3年間の合格科目の有効期間を対象施設において対象期間内に一定の勤務期間及び勤務時間、児童等の保育に従事した場合、最長5年まで延長できます。
詳細については、下記よりご確認ください。

一般社団法人 全国保育士養成協議会 保育士試験事務センター(外部リンク)
TEL. 0120-4194-82