サービス提供責任者(介護保険事業所)

サービス提供責任者(介護保険事業所)は訪問介護事業所で働きます。基本的に常勤で、管理者と兼務することができます。
おおむね次のような業務を行っています。
(1)介護支援専門員(ケアマネジャー)が作成した居宅サービス計画(ケアプラン)に基づき、訪問介護の目標やその目標を達成するための具体的なサービス内容等を記載した訪問介護計画を作成します。
(2)作成した訪問介護計画書の内容を利用者やその家族に説明、利用者の同意を得ます。
(3)訪問介護サービス開始以降も、利用者の状態の変化や希望を定期的に確認(モニタリング)し、必要により訪問介護計画の変更を行います。
(4)訪問介護計画書に基づき、ヘルパーに具体的な介護サービスの指示を行います。そのためには、ヘルパーの能力や希望に応じた業務管理、スケジュール調整、利用者とヘルパーとの相性をふまえたマッチングを行います。ヘルパーの育成・指導も重要な業務となっています。
(5)ヘルパーから利用者の情報を収集し、利用者の状況を把握します。
(6)訪問介護サービスの申し込み受付、利用者からの相談受付などの庶務的な業務を行います。
(7)新任ヘルパーへの同行や急にシフトに入れなくなったヘルパーの代役を務めます。
(8)ほとんどの事業所がサービス提供責任者(介護保険事業所)自身もヘルパー業務を並行して行っているのが現状です。


【関連資格】

いずれか必須

障害福祉分野では、サービス内容によって下記の資格や研修が必要となる場合があります。